・米国債オークション結果

米国債のプライマリーオークションの応札結果のデータを掲載しています。
主に指標として有効性の高い年限のみデータを掲載しています。(30年、10年)
いずれの年限も月一回の入札があるものになります。

 

「応札倍率」

<30年>

<10年>

<5年> 

「各指標の見方」

米国債オークション応札倍率は応募総金額÷募集金額によって計算され、一般的に応札倍率が高いほど機関投資家の米国債に対する需要が高く金利が低下しやすいと言われています。逆に応札倍率が低かった場合には機関投資家の米国債に対する需要が低いことを意味しており、金利が上昇しやすいと言われています。しかしヒストリカルデータを見ると、金利が非常に低い水準での高い応札倍率は債券需要に過熱感が高く、その後金利上昇しやすい傾向があります。一方で金利が高い水準での低い応札倍率は既に多くの投資家が債券を忌避していることを示しており、その後需要の回復とともに金利が低下しやすい前兆とも見ることができます。
応札倍率はあくまでその時点での機関投資家の需給バランスを示しているだけで、実際に応札した投資家が正しいのか、あるいは裏をかかれるのかはその時の金利水準や経済情勢と合わせて考える必要性があります。

金利水準と照らし合わせながらデータを確認したい方は当ページにデータ掲載されている米国債市場動向ページをご覧ください。