NAAIMに所属している機関投資家に株のポジション状況についてアンケートを取った結果を数値で表示されています。データについてはQuandlから引っ張っています。
<過去2年の推移>
・指数値
・選好度別
・最ブル・ベア投資家状況
<長期間データ>
・指数値
・選好度別
・最ブル・ベア投資家状況
「指標の見方」
<指数値>
平均値は50に見えるが、実際の平均値・中央値は69程度。なので69以下の場合には押し目と見れる傾向にあります。ただし、ブル相場が長引くと全くこの平均値を下回らない状況が継続します。指数値が88以上になると相場がやや過熱傾向にあることを示しますが、実際に相場が下落するまでにはややタイムラグが発生しがちです。
<選好度別>
Q1、Q2、Q3とリスク選好度別で開示がされています。Q1はリスク選好度下位25%まで、Q2は下位25%~上位25%まで、Q3は上位25%までの株ポジション状況を数値化しています。Q3のプレイヤーは常に株を全力ロングしているため、基本的に数値が100でなければ押し目タイミングと見られます。Q1は全体としてリスクを嫌う傾向にあるため、逆にQ1の数値が100になっている時はリスクオンがやや行き過ぎていることを示している傾向にあります。
<最ブル・ベア投資家状況>
最もブルな投資家の数値は200のMAXの時以外は基本的に押し目買いチャンスと見られています。最もベアな投資家の数値が0より上になっている時は、もうリスクを感じている投資家がほとんどいないことを示していることからやや相場が行き過ぎであることを示しています。