・投資の小ネタ

noteで掲載している投資の小ネタ一覧を掲載しておきます。

投資の役に立つ統計から米国経済の状況を読み解く方法 投資においては、一にも二にも米国経済の良し悪しが判断できるところからスタートしなければならず、米国経済の状態を把握することが投資において成功する近道の一つであることは確かだ。ただ、多くの人にとってじゃあどの統計を見れば投資の役に立つ形で米国経済の状況を判断できるのかという知識が不足していると思うので、ここでは個人的に見るべき統計、見る必要性のない統計、時と場合によって見た方がよい統計について記述しようと思う。
新興国経済を見る上で重要な「国際収支の天井」という概念 色々な投資家を見ると、新興国経済は先進国経済と比べてGDP成長率が高いんだからバラ色の未来であると勘違いして、新興国投資に大きくポジションを傾けていたりする人がたまにいる。しかし、新興国投資においてはGDP成長率を見るだけでは不十分であり、最も注意して見なければいけない国際収支の天井という概念を知っておく必要性がある。この概念を知らずして新興国投資をするのは、ひと昔前の資源バブル時代はあまり気にする必要性はなかったが、足元ではかなり自殺行為に近いので今回記事にしてみようと思った次第である。その概念を知るための新興国経済の前提と、どういった点を見るべきなのかを今回は記述していく。
韓国社会の格差拡大スピードが他国よりも早い背景 「パラサイト」という韓国の映画で、韓国の強烈な二極化社会が浮き彫りにされたというのが話題になっている。最近では銀のスプーンを咥えて産まれてこないと一生貧困(つまり産まれた家庭の貧富で一生が決まる)だといわれるぐらい韓国社会の二極化を恨む声が韓国国内から時々発信されており、この格差不満がだんだんと韓国政権に対して不満デモが発生しやすい背景になりつつある。特に映画「パラサイト」ではまともな家も借りれないのかと驚くぐらいの格差社会が見える。そこで一体何が韓国社会の格差拡大を促進しているのかをデータに基づいて説明していきたいともう。
「父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。」の著者である元ギリシャ財務大臣がこの書籍で本当に主張したかったこと 「父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。」という書籍は2019年3月に元ギリシャの財務大臣であったヤニスバルファキス氏が書いた書籍だ。

<書籍の詳細は下記リンクから>
父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。

読んでいたら、なるほどこの本は表面的にはまるで経済の本質を解き明かすかのような装いをしているが、全くそれは的外れだ。
著者がなぜこの書籍を書いたのか別の目的が存在するのだということに瞬時に気づいた。
今回はヤニスバルファキス氏がこの書籍で何を主張したかったのかを解き明かしていこうと思う。

インド経済の成長率が中国以下にまで落ちているわけ 界の各企業がインドが次なる成長市場だと目を輝かせて進出しているはずなのに、なぜ中国に永遠に追いつけないような経済成長率しか達成できなかったのかをまとめたいと思う。
今回の記事も特に投資判断は一切ないこと、および何も特別な情報源はなく、全てはニュースや各種政府関連統計機関が発表した統計数値を用いての、やろうと思えば誰でもできる経済分析になっていることには留意してもらいたい。
プログラミング初学者が投資・金融データ分析ツールをPythonで作りたいと思ったときに勉強すべき手順
全くゼロから勉強しなければいけない人が一体何から手をつけ、どの順に学べば一通り基礎的な投資・金融データ分析に活用できるようなプログラミング知識を身に着けられるかの方向性を示したものになるので、具体的なPythonコードの書き方について言及したものではないので留意してほしい。ただ勉強の仕方さえわかれば、簡単なツールなら1-2ヵ月でもきちんと勉強すれば自作することができるようになると思っているし、自分も実際にそれぐらいの期間で可能となった。