ISM製造業・非製造業景況指数

ISM製造業景況指数非製造業景況指数の過去推移のグラフデータを掲載しています。
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特にISM製造業景況指数は月初1日目に発表される指標として重要視されています。
指標の見方はページ最下部をご覧ください。

「ISM製造業景況指数」

<総合・雇用>

 

<新規受注・受注残高・生産>

 

<価格・在庫・顧客在庫>

 

<デリバリー・輸入・新規輸出>

 

「ISM非製造業景況指数」

<総合>

 

<ビジネスアクティビティ・雇用・新規受注>

「指標の見方」

・ISM製造業景況指数
総合指数の他、9個のサブインデックスで構成されており、新規受注・生産がサブインデックスの中では先行性が高い。総合指数は50より上では好況・50を下回ると不況と見られている。また受注残高では新規受注が生産を上回る時に積み上がる傾向にあるため、新規受注と生産バランスが合っているのかどうかの確認が可能です。在庫・顧客在庫は積み上がってもよい局面とそうでない局面があるため、変化があればその変化が経済にとって良い兆候なのか悪い兆候なのかをその時々で判断する必要性がある。雇用については経済データとしては遅行だが、雇用統計より速く発表されることから次回雇用統計を占う材料にもなります。価格は為替および資源価格の動向で大きく振れがち。
ただし、ISM製造業景況指数については、米国の経済において製造業が占める割合が減少傾向で推移しており、その重要性は過去と比べると低くなっていると評価されていることもあります。また昨今のIT化促進による情報のリアルタイム性が上がったことより、ISM製造業景況指数の動きの特性は過去と比べて速くなっているとも見られています。

・ISM非製造業景況指数
いわゆるサービス産業の景況感を見るもので、数値の見方はISM製造業と全く同じ。ただし、サービス業であることからいくつかサブインデックスがなく、製造業景況指数より少ない4つのサブインデックスで構成されています。基本的には雇用は遅行指数であるため、ビジネスアクティビティ・新規受注指標が重視されて見られています。また、米国でのサービス産業が経済に占める割合が高まっていることから、人によってはこちらの指標を重視するという人もいます。