・ブルベア指数各要素の推移

村越誠ブルベア指数の個別要素の推移になります。
ブルベア指数総合と同様に0がベア、100がブルと見てください。
100以上の目盛りがあるグラフがありますが、上限は100・下限は0です。

<VIX先物玉推移>

<VIXコール出来高>

<VIX3ヵ月とVIXスポットの差>

<CBOEスキュー指数>

<ナスダック指数の1年移動平均線からの乖離率>

<米株RSI50超え比率の銘柄数>

<ナスダック指数銘柄の出来高>

<ハイイールド社債と投資適格社債のスプレッド差>

<投資適格社債のスプレッド水準>

<投資適格社債の短期ゾーン・長期ゾーンのスプレッド水準差>

<FRB不安定ニュース指数>

<中国本土株信用取引残高水準>

<ストックローン残高>

<ストックヘッジ残高>

「各指標の特性」

<VIX先物玉推移>
VIX先物の建玉推移データから計算しています。
リスクオン拡大期にはヘッジ目的のために建玉が増加し、リスクオフ時には利益確定のために建玉が減少していくので、これを点数化しています。

<VIXコール出来高>
リスクオフ時や先行き懸念が大きい場合にはVIXコールを購入する動きが拡大するため、出来高データを点数化しています。

<VIX3ヵ月とVIXスポットの差>
リスクオンが強い時はVIX3ヵ月がVIXスポットに対して高い位置にあり、まだショートやポジションを保有していない臆病な投資家が多いことを示唆しています。
一方でほとんど差がない、あるいはVIXスポットがVIX3ヵ月より高い状態の時は極度に市場が恐怖に陥っており、慌てて実際にヘッジを行っている投資家が発生していることが示唆されます。

<CBOEスキュー指数>
CBOEスキュー指数が高く推移している時はプットオプションの価格が高い・あるいはファープットに価格がついていることを意味しており、リスクオンが続いている中でヘッジを行っている投資家が増加していることを意味しています。

<ナスダック指数の1年移動平均線からの乖離率>
過去1年平均線との乖離率を統計的に処理してどの程度相場が強気な位置にいるのかを点数化しています。

<米株RSI50超え比率の銘柄数>
全米株銘柄のうち、テクニカル分析指標の代表格でもあるRSIが50を超えている銘柄を計測しています。なお、RSIは21日営業日(約1ヵ月)を使用しています。

<ナスダック指数銘柄の出来高>
一般的に代表株価指数の構成銘柄の多くの出来高が増加している時は、リスクオフが発生して市場参加者が利益確定を急いでいることを意味していいます。
一方で出来高が盛り上がっていないときは平穏な状態であり、これを点数化しています。

<ハイイールド社債と投資適格社債のスプレッド差>
ハイイールド社債と投資適格社債のスプレッド差の過去平均から統計的に現在のスプレッド差がどの程度の位置にいるのかを統計的に計算し、点数化しています。

<投資適格社債のスプレッド水準>
投資適格社債は機関投資家が参加者のほとんどというマーケットで、機関投資家の健康状態をはかるバロメーターになります。
過去平均と比べた現在のスプレッド水準を統計的に処理して点数化しています。

<投資適格社債の短期ゾーン・長期ゾーンのスプレッド水準差>
短期・長期のスプレッド差が広い間は機関投資家が十分にポジションを保持しておらず、買いポジションが有利に働きやすい局面となります。
一方スプレッド差がない時は機関投資家が運用難に陥っており、買いポジションが不利に働きやすい局面となります。

<FRB不安定ニュース指数>
FRBが公開しているUncertain Indexを統計的に処理して点数化しています。

<中国本土株信用取引残高水準>
中国の本土株信用取引残高が日次で公開されているので、米国以外に巨額マネーがうごめく中国市場からもどの程度リスクオンに傾けたポジションを保持しているのかをはかるために統計的に処理して計算しています。

<ストックローン残高>
OCCサイトで公開されている株を購入するために利用されているローン残高を統計的に処理して点数化しています。

<ストックヘッジ残高>
OCCサイトで公開されているヘッジ目的で利用されている残高を統計的に処理して点数化しています。