お薦め書籍の一覧を掲載しておきます。投資は実践して学ぶだけではなく、様々な書籍も読みながら知識も蓄えていくことを並行して行うと効率的。書籍の画像およびリンクをクリックするとAmazonのページに飛ぶようにしてあります。
また以下のようなカテゴリ分けをしていますので下記リンクをクリックするとそのカテゴリ欄までジャンプします。
<投資指南・哲学書籍>
<ファンダメンタルズ・テクニカル分析関連書籍>
<金融事件史・歴史関連書籍>
<国際政治関連書籍>
<業界・経済勉強関連書籍>
<アカデミック系(金融基礎知識など)>
<プログラミング系>
<財務分析関連>
<不動産投資・中古マンション売買関連>
<その他自己啓発系>
ちなみにKindle本購入にはAmazonギフト券チャージタイプがお得です。
地政学リスクを分析する上で、なぜ米国とロシアが絶対的に有利な立ち位置にいるかを理解するのに必須な一冊だと思う。投資において地政学リスクを理解することは非常に重要。 | |
米国大統領がどれだけ政治への影響力を発揮できるのか、大統領と議会のパワーバランス、そもそも米国政治の構造とはどうなっているのかを認識しておきたいと思う方にお薦めの一冊。 |
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新版 歴史の終わり〔上〕: 歴史の「終点」に立つ最後の人間 |
フランシスフクヤマ氏の代表作で、ソ連の崩壊によって社会主義が崩壊し、民主主義こそが人類が国を統治する最終着地点であることを主張した書籍。しかし、それ以降中国の台頭と先進国での格差拡大に伴うゆらぎから、欧米民主主義の万能性が薄れ、次なる政治の形態を考える必要性が出ている。 |
フランシス・フクヤマ氏の「歴史の終わり」に次ぐ代表著作。フクヤマ氏のフランス革命以降の歴史の知見について書かれており、投資と密接に関係する近代政治について考えるなら絶対に読んでおきたい一冊。というよりフランシス・フクヤマ氏の書籍も読んだことがないのに近代政治を語ること自体が間違っていると言ってもいい。 |
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米国が先進国の中でも国の成り立ちからして相当程度異なり、その国の成り立ちから反エスタブリッシュメントの気概が非常に強く、それがチャレンジ精神や反骨精神を生む原動力になっていることを書いた一冊。米国文化を知りたいなら森本あんり氏の書籍をいくつか読んでみるとよいだろう。 |
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世界の中でも未承認国家で紛争が起き、それがリスクオフの引き金になることがしばしばある。そのため、未だ紛争の火種になりかねない地域を知っておくことはグローバルに投資する人にとっては重要。 |
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グローバルに投資を行う上で近代歴史は勉強しておくべき事項。その勉強の中で左記の世界の歴史シリーズがお薦め。全30巻あるが、後半10-15巻あたりを読めば十分だろう。 |
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下巻のみの推薦。上巻はほとんどシンガポール建立の話しかないので、シンガポールに興味ある方しか読む価値がないが、下巻では小国シンガポールが生き残るために、常に世界情勢に気を配っていたリークアンユーが各国・地域ごとの情勢について事細かく記述しており、当時の戦後~2000年手前ぐらいまでの世界情勢の空気感を知ることのできる貴重な一冊になっている。 |
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日本の教科書では戦後のどたばたで年表ぐらいしか出てこない朝鮮戦争だが、朝鮮半島を巡って米国・中国・ソ連のそれぞれの立場が明確化した戦争として一体当時にどういったパワーバランス下でこの戦争は発生し、そして終了したのかは朝鮮半島情勢を考える上で絶対に知っておきたい。 |
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経済と政治体制は密接に関わっており、投資において政治が安定している国が好まれることがよくわかる一冊で、経済・政治・投資の関係性を勉強していると必ず一度は読む一冊。 |
アフリカ地域への投資はまず利益にならないことがわかる一冊。法があってないようなもの・常に暴力と破壊に怯えてはビジネスはまともにできないということがよくわかるし、そんな状態では外国人投資家は継続的な投資をしてくれない。 |
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中東の地政学がいつまでも安定しないことについて、サイクス=ピコ協定だけでなくもっと根本的な原因について深く洞察した書籍で、中東の地政学について知っておくべきことが書いてある良書。 |
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米国側からみた日本に期待する役割と、実際に日本をどう使っていくかをあけすけに書かれている書籍で、米国が歴史的に日本をどのような観点で見ているかを知ることのできる推薦図書。 |
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毛沢東時代から鄧小平時代への変遷の中で、どのように中国で資本主義が発達してきたか、マクロからミクロまでの分析を通じて分析した中国資本主義の歴史書として非常に参考になる書籍。中国人の起業熱が高いこともこの書籍を読めばわかると思う。 |
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人類がここまで発展していく過程でエネルギー消費はどのように変化してきたかわかり、今後の投資を考えていく上での一助になると思う一冊。 |
新興国投資するならアジアに限る理由はグローバルバリューチェーンに乗っかってる新興国がアジア地域にしかないからであることが非常に理解しやすい良書。 | |
原油価格の低迷は2016年からずっと続いているが、その背景や原油価格の分析初歩を学ぶのに推薦したい書籍は下記になります。ちなみに著者の岩瀬昇氏は元ライフネットの岩瀬大輔氏の実父です。 | |
ピーターティール氏の起業&投資哲学書。数々の起業とエンジェル投資の成功からどのようなどういった企業が大きくなるかについての考察が余すことなく書かれている。時価総額が小さい企業に投資する人はぜひとも読んでおくべき。 |
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中国人と日本人の国民性の違いを克明に書いた書籍で、非常にわかりやすい。特にビジネス面でのやり方の違いはこの性格の違いが浮き彫りになっているのでこういう違いを理解していると中国株投資するにおいて役に立つと思う。 |
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ソフトバンク「常識外」の成功法則 |
孫正義氏の元側近が書いた書籍で、孫正義という人間がどういう人間かを第三者の目で見た書いた書籍。著者曰く孫正義氏は太陽と同じで近づきすぎると焼き尽くされ、適度な距離感があると適温でいいだそうで(笑) |
IT銘柄が株価を大きく伸ばす中で、そもそもコンピューター自体がどのように動くのかを丁寧に解説した書籍。特に重要基幹部品については知っていると銘柄選択においても役に立つため、ぜひとも読んでおきたい一冊。 |
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半導体の会社として長い歴史を持つインテルの産業史は半導体関連銘柄に投資する上では知っておきたい歴史が大量に書かれているので読んでおきたい一冊。 |
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ちょうど世界的に製造業が水平分業され始めて半ばぐらいに出版された本で、今では古典的なグローバル経済のあり方について考える書籍の一つなので、まだ読んだことがない方はぜひとも読んでおきたい。 |
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NRIがまとめた最新IT動向と具体的な企業名・案件などを紹介しており、IT動向全然わからないけどIT銘柄投資のヒントを得たいと思った時に読みたい一冊。毎年新しい動向を追った新刊が出るのも嬉しい。 |
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身近に利用しているサービスのアルゴリズムの仕組みが理解できる良書。特にグーグルのアルゴリズムの仕組みについて理解できるのはとても良いと思う。 |
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コンテナという共通規格が飛躍的に世界の物流効率を上昇させたという話。産業革命以降、如何に世界的な共通規格というのが重要なのかがわかる一冊。 |
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戦後から米国市場へ本格進出する手前までにおける現場カイゼンの歴史をつづった書籍で、戦後の焼け野原からいかにして米国自動車会社と闘って勝つかを現場の労働生産性改善に見出して、トップが真剣に現場を見ながらトヨタ生産方式を確立させていった話。 |
金融の基礎知識として知っておくべき事柄が網羅された良書なので推薦。とりあえずこの一冊読むだけで金融の存在意義とは何かいう基礎知識は網羅できていると思う。 | |
金融・証券のためのブラック・ショールズ微分方程式 |
オプション価格の計算では必須のブラックショールズ方程式について、一応それっぽく理解しておきたいという人向け。 |
こちらもデリバティブ価格の算出方式であるマルチンゲールアプローチを解説する書籍でややアカデミック寄りだが、実務家なら一度読んでおきたいところ。 | |
株式投資は基本的には債券・金利の上に浮かぶ小島であり、債券関連はどのような投資戦略が存在していているのかを知っているだけでも有用。なお、これから債券運用やりますという駆け出しプロの方はまずこれを読むことになります。 | |
コロナ禍で米国政府が財政政策を実施して景気を持ち上げているのは、まさにこのMMT理論的なものであり、実質的にMMT理論を実施しているので頭に入れておきたいところである。 | |
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過去の国家のデフォルト事例と定性的な面と定量的な面の両方の側面から書いた、アカデミックな部分と実務面を織り交ぜて書いた書籍。新興国ソブリンとかに投資する人は一度読んでおいておきたい書籍だと思う。 |
古典的経済学のケインズ氏の勉強をせずに現代経済学を考えることは難しいので、きちんと経済学を勉強しておきたい方はケインズ氏の理論ぐらいは勉強しておきましょう。 | |
一般的な各種スワップ取引を網羅しているだけでなく、通貨ベーシス・EB債のバリュエーション計算方法・OISカーブからの政策金利予想などかゆいところに手が届く解説書で、プロなら読んでおきたい一冊。 | |
健全に富の増大・資本が育つのに必要な条件を歴史から見て解説している良書。ちなみにこれが未だできていない新興国は非常に多く、この書籍の知識だけでも危ない新興国の投資を避けることができる。 | |
産業革命期から現代AIまでの間のテクノロジー進化・政治体制の影響・雇用問題についてまとまっている。特に昨今のITによる一部職の消滅による雇用悪化は産業革命直後の状況と似ているというのは知っておくべきところ。 | |
一通りの金融工学で知っておかなければいけない理論と計算方法について書かれている書籍で、とりあえず基礎的な知識を網羅的に一回さらいたかったらこの一冊だと思う。 | |
投資において経済分析は一にも二にも米国経済の分析から始まるので、全く米国経済について何も知らないんですけどという方はこの書籍でまず勉強してみるのを推薦したい。 | |
物価とは何か (講談社選書メチエ) |
日本において物価研究で名が知られているNowcastの渡辺氏の著書。 物価は蚊柱のようなものという話や、物価には様々な計測方法があり未だ議論になっていること・中央銀行の役割などについて学術的な話+実務的な行動も交えながら書いており、物価に対するアプローチを考える上で一度は読んでおきたい。 |
機械学習やクオンツをどのように投資手法に落とし込むかの基礎的な例を書いてある一冊。これ自体でクオンツファンドができるというわけではないが、初歩の初歩を知りたいという方は読んでおきたい。 | |
Pythonの基本的な使い方とデータ分析のやり方について実コードを用いながら解説しているので、初心者の方にはとっつきやすい一冊。ProgateでのPython学習とあわせて勉強すると知識習得がはかどる。 |
「1秒!」で財務諸表を読む方法 ―仕事に使える会計知識が身につく本 |
財務分析を今までしたことがないという方が最初に読んで勉強してもいいかなと思える書籍で、自分もここらへんから最初は勉強のために読み始めた。 |
よくわかる格付けの実際知識 |
格付け会社が実際にどのような観点から格付けを付与しているのかがわかる一冊で、知識を積んで格付け比較をしていけば大体自分なりに企業の財務に関する危険性がぱっとみてなんとなく把握することができるようになる。 |
やや古い書籍だが、大手格付け機関であるムーディーズが格付け分析手法について事細かく余すことなく手法を記載した辞典並に分厚い書籍。格付け機関がどのように財務分析をしているかを本当に知りたいならこの一冊は絶対に読みたい。 |